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ジャッジ・ドレッドのnobmk16のレビュー・感想・評価

ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)
3.4
近未来都市を舞台に法の番人と刑執行人である伝説のジャッジであるドレッドが新人ジャッジとともに麻薬組織の殲滅に向かう作品。1997年にシルベスタスタローン主演で製作された作品のリメイク。
ストーリーは単純明快、銃撃ちまくりでテンポも悪くなく、おまけに劣勢になる場面も少ない、いわゆる主人公最強系の作品です。戦いの舞台は閉鎖されたビルの中で行われ、敵をバンバン倒しながら上階へ向かう展開はさながら、銃撃版『レイド』のようでした。一緒に戦う女性新人ジャッジはずっと顔バレしてましたが、主人公のドレッドは顔出しNGかのごとく終始ヘルメット状態で口の動きしか見えません。逆にそれが愚直さと冷酷さ、渋い感じもあり自分的には良かったです。ただ、常にヘルメットを被っているため中盤、他のジャッジたちが来たときは誰が誰だか訳分からなくなることがありました。
そして、こういう映画にはありがちかもしれませんが、敵が弱すぎ問題が発生していました。その分スカッとは出来たのでまずまず満足でしたが。グロ描写も多いですが、深く考えずアクションを観る分には楽しめると思います。
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