きん

王になった男のきんのレビュー・感想・評価

王になった男(2012年製作の映画)
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暴君とされていた李氏朝鮮15代目の国王光海の代役を顔が瓜二つである一番下の階層の賎民が務めることに。王の生活に戸惑いながらも側室に恋して不当に罰せられた側室の兄を助けたり、民のことを考え政治にも口出しする。命を粗末にするなと部下達を大切にし、周りの者は慕うように。
毒見を必ずしたものを食しいつなんどきもお付きの者に見られている。王の生活も大変そう。特に毎日排便を見られて味見し記録されるのが衝撃的だった…。
期待通りハンヒョジュの透明感が凄かった。イビョンホンが一人二役を演じていて演技が上手かった。

光海君について調べてみた。1592年豊臣秀吉が攻めてきた文禄、慶長の役で国が混乱し父である14代目国王と協力して復興に力を注ぐ。その後力をつけ次男ではあるが15代目国王に就任。1609年には江戸幕府と和議を結ぶ。
光海が登場するドラマが沢山あり、朝鮮時代の歴史にも興味を持ったのでこれを機に時代劇ものをまた観てみたい。
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