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ダイ・ハード/ラスト・デイのbluetokyoのレビュー・感想・評価

2.7
2024年2月16日 13:40~ テレビ東京 吹替え
この作品が最後、文字通り、ラストデイでよかったな。いや、この作品も作らんでもよかった。あり得ぬアクションシーンをCGを多用してリアルに描いてきたわけだが、もはや、それほど珍しくもなくなってしまった。007やミッションインポッシブルの方が迫力があるし。内容で勝負してこなかったので、そのつけが回ってきたということかな。

簡単にあらすじ。
息子(がいたのかよ!)がロシアで何かをやらかしてしまって警察沙汰。しょうがねえな、ということでマクレーン刑事が迎えに行く。裁判所のあるモスクワへ。
ところがいきなり爆発してのカーチェース。息子のジャックを助けるつもりが、なんで、てめえがここにいんだよ!と、ジャックはブチ切れ怒り。初老のおっさんと逃げる羽目に。事態の呑み込めないマクレーン刑事は付いて行くしかない。
どうも、初老のおっさんは、コマロフという政治家で、ジャックはCIAで、コマロフの政敵、チャガーリンに襲われていて、そんで、コマロフの身柄を保護するのが、ジャックに与えられた指令であるらしい。

コマロフが、娘を連れて行きたい、と言い出したので、娘と連絡を取り合って、待ち合わせ場所へ。ところが、いきなり、多数の武装した男たちに襲われる。その挙句に、コマロフを連れ去られる。娘が裏切っていたのだ。

えええん、任務失敗だああ、と泣き喚くジャック。そうだ、チェルノブイリ原発に行こう、となった。どうも、コマロフとチャガーリンは、チェルノブイリ原発に関わっていたらしい。

さっそく、チェルノブイリ原発に急ぐ、マクレーン刑事とジャック。
ところが、実は、コマロフがチェルノブイリ原発からウランを強奪するために仕組んだウソ芝居だったのだ。
ということで、コマロフ一味を全員射殺する。

なにがダメかというと、ジャックが、まったくCIAに見えないのだ。いや、それ以前に、これじゃあ、007、ミッションインポッシブルの真似でしかない。まさに付け焼き刃の設定である。チェルノブイリ原発というのもいかにも思い付きっぽいしなあ。
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