ハナミズキ

遺体 明日への十日間のハナミズキのネタバレレビュー・内容・結末

遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ネット知ってすぐに原作を読んだのは発表されてすぐのことだと思う。被災地に住んでいても、直接何も知らずにいたので衝撃だった。志田未来さんと勝地涼さんが演じた市役所職員がリアルに感じた。最初はどうしたらいいかわからない。たくさんの人が亡くなってるのに自分が生きていていいのかという後ろめたさ。西田敏行さん演じる相葉のおかげでみんなが心がやすらいでいっている。ご遺体に話しかけることで、自分が救われて行っているように見えた。高校1年背だった娘は、震災一週間後ぐらいからボランティアにいき、たくさん届いた支援物資の仕分けをしていた。後から聞くと、その直前には、高校生の女の子も遺体安置所でドライアイスを切ったりしていたらしいと聞いた。よかったと思った。大切なことだけど、娘がその場所で働くのはやめさせたいと思ってしまう。主演の西田さん以外の主要登場人物が五十音順なのに驚いた。見るのはつらいけど、知るべきこと。
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