とーるさんし

フライトのとーるさんしのレビュー・感想・評価

フライト(2012年製作の映画)
3.2
こんな心理的題材でもある程度の持続を伴って140分見せきる。とはいえ生真面目過ぎて途中で飽きてくるが。

ゼメキスはハリウッド保守派の主流に思われがちだが、時々スピルバーグをも凌ぐ胆力や野心を発揮する瞬間がある。それがあの素晴らしい無人島サバイバル物のド傑作「キャスト・アウェイ」や稚気溢れるサスペンス「ホワット・ライズ・ビニース」なのだが、彼の場合作品ごとにムラがあるのが難点。
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