歌うしらみがおりました

カリフォルニア・ドールズの歌うしらみがおりましたのレビュー・感想・評価

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)
5.0
この世で最も血湧き肉躍る映画ではなかろうか。これが遺作とか格好良すぎるだろアルドリッチ。
ピーター・フォークの演出によって最上級に盛り上げられる最終戦のドールズの登場シーンに泣いてしまったのだが、その人工的に作られた一体感が、ドールズの肉体的な説得力にいつしか真のエモーションに変容していく様に号泣した。
車の煙の中に立つ二人のカットとかも素敵。