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カリフォルニア・ドールズのleylaのレビュー・感想・評価

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)
4.0
こんなに熱いスポ根作品が遺作だなんてロバート・アルドリッチ監督、最高すぎます!女子プロレスとピーター・フォーク、この設定だけですでに好み。ピーター・フォークの哀愁といかがわしさが同居した泥臭い感じがたまりません。

売れない女性レスラーのコンビ“カリフォルニア・ドールズ”とそのマネージャー(ピーター・フォーク)のサクセスストーリー。お金がなくドサ回りしながら安いモーテルに泊まり、泥レスでプライドをズタズタにされたりしながらチャンピオンを目指す。日本人の女子レスラーとも試合をしてます(ミミ萩原、ジャンボ堀)。

ラストのチャンピオンシップの試合は登場シーンから大盛り上がり!ドールズを演じたヴィッキー・フレデリックとローレン・ランドンはノースタントでプレイしたそう。あんなに激しく叩きつけられて大丈夫なのかハラハラしながら見守りました。ベタだけど痛快なラストに胸がジーンとしてしまった。愛すべき作品でした。アルドリッチ監督の作品、観なくては。
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