いやよセブン

CMタイムのいやよセブンのレビュー・感想・評価

CMタイム(2011年製作の映画)
3.0
タイガードリンク社の新商品である機能性飲料9(ナイン)の新発売用のCMを受注したのは電報堂。
スター三人を使い、「サザンが9」をキャッチフレーズに、音楽はベートーベンの第九を使う。
演歌のベテラン女性歌手の城之内つばめ(黒木瞳)は年末の赤白歌合戦に選ばれず、「普通のおばさんになりたい」と引退を決意する。
往年の時代劇の大御所、大菩薩金五郎(中村嘉葎雄)は仕事が減り、朝ドラで豆腐屋のおじさんという脇役しか回ってこない。
ラップ歌手のレオナルド八田(加藤和樹)は経歴詐称で、実は事務所の社長がやっている新興宗教の広告塔になろうとしている。
クライアントの部長(モト冬樹)は城之内つばめの大ファンで、彼女の言いなりだ。
城之内つばめと大菩薩金五郎には因縁があるらしく、顔を見るのも嫌、という関係。
CMの撮影は大晦日一日、果たして・・・。
役者が揃っているとパロディは面白くなる。