序盤、永山絢斗と田畑智子の
パートで、同じセリフ・場面を
2回流していて興醒めした。
なぜ、繰り返すのだろう。
それ以外は良かったのに残念と
思っていたら、
窪田正孝のパートから俄然
画面が締まった。
窪田正孝くん凄い俳優だわ。
終盤、永山絢斗が久しぶりに
学校に行く場面、
窪田正孝が、無言でさりげなく
永山絢斗の後ろを歩く学校の廊下
場面は白眉だった。
タナダユキ監督の独特の空気感
やっぱりいいなあ。
話が凄いです。
窪美澄さんの原作が良いのでしょうね。
人間の多面性、ダメさ、素晴らしさ、性と生があますところなく
描かれています。
ただ、映画でまで現実を見たくない。という人にはおすすめしません。