オーウェン

テッドのオーウェンのレビュー・感想・評価

テッド(2012年製作の映画)
4.7
劇場公開時に可愛いテディベアのぬいぐるみがポスターに載ってるからと、子供と揃って家族で見に行こうとする。
そうすると開始10分ぐらいで親は苦い顔をすることになる(笑)

可愛いテディベアとは裏腹にその言動は完全におっさんのそれ。
下ネタ毒舌は当たり前。さらには運動能力もかなりのものとぬいぐるみとは思えない程。
これにマーク・ウォールバーグが絡むと、まさに悪友そろいぶみという組み合わせになる。

ここに恋人が絡みややこしい三角関係に発展。
私とぬいぐるみどっちを取るの?という有り得ない文句(笑)

「フラッシュ・ゴードン」を始めとして映画ネタが細かに散りばめられているので、それらの関連を知っていればより楽しめるのは間違いない。
さらには音楽ネタも放り込まれており、ノラ・ジョーンズがそのまんまで登場するのには驚いた。

これは「ハングオーバー」と同じく男が見てバカ笑いするコメディである。
ダメ中年男の成長物語としてもベストな仕上がりだ。
しかしこんなテッドなら友達としても最高だろうな。
オーウェン

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