ゆんぽよ

空気人形のゆんぽよのレビュー・感想・評価

空気人形(2009年製作の映画)
3.6
ただの性処理の道具でしかなかった空気人形が心を持ってしまったお話。

愛される人に空気を膨らまされることで体が愛される人でいっぱいになる感覚を愛だと感じる少女。
空気を送ることで生を吹き込んでいる感覚へと陥り 事故で亡くした彼女と重ね合わせ罪悪感から逃れようとする男。

最後は、少女の純粋な愛ゆえの結末。
心は持っていても何処か歪で不安定で
本当に人形が心を持ったという感覚を表現しきったんだなって思いました。

色々な解釈が出来ると思います。
ゆんぽよ

ゆんぽよ