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岳 -ガク-のkirakirahikaruのレビュー・感想・評価

岳 -ガク-(2010年製作の映画)
4.8
つくづく、人生は、長さじゃなくて、中身の濃さなんだなあ、と思う。

自分の好きなことで、誰かの役に立てて、そうやって命を使うことができるってステキな生き方だなあ。

金なし、住所なし、メール?なし、
なのに、誰よりも輝いてみえるのは
悲しみや喜びやいろんな経験をして、自分も人も愛することができるから。そして、自分を信じ、誰かのため、困難にも立ち向かえるpowerが湧くのだろう。

もう、今までの人生、いろんなことがあった(と思ってた)けれど、だからどうしたって感じ…笑
足かせみたいに引きずられてる自分がいたけど、その足かせを外したくなければそのままそうしていればいいし、それを外して自由になるかも全部自分が決めること。
自分の人生は、誰かが責任とってくれるわけじゃない。
頭ではわかっているつもりだったけど、
気持ちにも、深く入り込ませてくれた。
ちなみに、今までの経験を、足かせだと思うか、これからを生きる糧だと思うかも自分次第だよね。経験にムダなことは1つもないとすれば、足かせは宝にもなるということ。これまでのすべてを、私というカラダを使ってどうやって役に立てられるか。

自分以外に、誰がいてもいなくても、たくさんの洋服やキレイなおうちやディズニーランドや海外旅行やそんなことしなくても、あんなにも穏やかで愛に満ちた人生を歩むことができる。本当の幸せって、そういうことだよね…
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