kirakirahikaru

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのkirakirahikaruのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

すっごいよかった…🥹

めちゃくちゃウケて
泣けて
考えさせられた

マルチバース
バカになるってやっぱりある意味最強なのかも
真面目さも必要かもだけど、
同じくらいふざけないとバランスとれないような

今の私には理解できないこともたくさんなのだけれど、
スピリチュアル、量子力学的なこととともに

性差別、フェミニズム的なこと、
ジェンダーの問題
子どもたち(だけではないかも)の心の空虚、
世代間の負の連鎖

現実的な問題も詰め込まれていた

このありとあらゆる価値観が混ぜ合わさった
きれいごとだけじゃ生きられない、
多様性とカオスが紙一重な社会で
老若男女問わず、
手放しに生きやすい人なんていないのではないかと思っているけど
やっぱり弱者にしわ寄せがいくというか…
(体格や体力の差、家庭環境などなど個々人のさまざまな事情がある上での平等って一体なんなのだろう…?)

ただ夢を見てフワフワしてるばかりじゃなく、現実もしっかり見て
痛みも悲しみも苦しみも感じて背負っていける人でありたい

Be kind.

思いやりと優しさ、
人間としての本当の愛とは、優しさとは
何か、正直悩むところはある
(ただただ優しいばかりでなく、相手の自立、成長のための真の厳しさ、両方のバランスというか)

時と場合、今現在の相手の状況によるだろうし、正解なんてないんだろうけど
だからこそ相手のことを思い、
その都度悩み葛藤することが
人間としての愛なのかもしれない、と思うところはある

この世界での闘い方、
倒すっていうよりも
私もああいうやり方が好きだよ

自分のことを好きな部分も嫌いな部分も直視してその全てを理解しうけとめ大切にできるような
ナルシスティックとは違う自己愛があることと、
心のつながりっていうか、慈しむ心、
自分や他者をを愛する心
そういうものを根底に持っていたいね

パラレルワールド、あるんだと思うけど、
今目の前にあるものを直視して
これが今の私であり、私の人生だと引き受けた上で、よりよい人生を紡いでいけたらいいな、とは思うかな
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