この中で演じられる「やかん」も「芝浜」も決して初めての演目ではありませんでした。
立川談志さん、とても気になる落語家さんでした。
リアルタイム・・・と言うとちょっとずれているのでしょう。
僕の歳だと、中学生の頃のオールナイトニッポンは外せないラジオ番組です。
もちろん、笑いだけでなく影響を受けたのが北野武、高田文夫さんで、その彼等に影響を与えた人と聞いて知らんぷりはできなかったんですね。
「現代落語論」も読むだけは読みましたっけ。
でも、残念ながら ”生” 談志は聞けずに終わってしまいました。
そのためか、映像で見る「やかん」は理屈っぽいし、「芝浜」も・・・といった感じではあったんですが、今年、2013年の暮れに聞く談志は不思議と合いました。
「やかん」のぶっ飛び具合が心地良くてイリュージョンだったし、「芝浜」は・・・沁みましたね。
なんだかんだで、もう何年となく、年末には落語家さんの会であったり、iPodだったりで「芝浜」を聞いているのですが、どうやらこれからも続いてゆきそうです、忠臣蔵よりこっちかなぁ~
もういくつ、芝浜 を聴く、年の暮れ