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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのwtrのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

初鑑賞。核による終末に至るまでを皮肉とブラックユーモアたっぷりで描く今作。
笑ったシーンは色々あるけどお気に入りは皆殺し装置に対するラブ博士のツッコミと、コング少佐のラストシーン。
コング少佐はカウボーイハットを被ったあたりでおやおや?と思っていたけど、ラストの核爆弾ロデオには思わず噴いてしまった。あれで世界に終末が訪れる訳だから笑っていいんだか分からないけど…
ピーター・セラーズの1人3役は知っていたけど、エンドクレジットまで分かりませんでした。私の目が節穴なのか俳優の演技が素晴らしいのか。まぁ両方でしょうか。
冷戦期の真っ只中に上映された今作ですが、昔の話だと片付ける事は出来ません。改めて現在の世界がギリギリのバランスで存続しているんだなと再認識する事になった一本でした。
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