博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかの作品情報・感想・評価

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「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」に投稿された感想・評価

あさひ

あさひの感想・評価

3.8

恐怖です。 とっても奇妙です。
これが53年前に作った映画とは
これでコメディとは
音楽も不思議と合ってて
さすが、奇才スタンリーキューブリックですね。
この時期に観れて良かった。歴史的にも本当に今の行政的にも


私は好きです。ファンです。
aoi

aoiの感想・評価

4.0
シンゴジラはこの作品をインスパイアしてるのでは?

ブラックユーモアが光りすぎて眩しい
攻撃命令の暗号ですら、届いてからメモ探してあたふた。マニュアルを朗読しながら進める攻撃作戦。研修中のバイトか?
撮り方は笑えるんだけど、皮肉がきつすぎて笑えないぜ…

内容もドぎついけど、構図やカメラ、面白すぎでしょ!
私、キューブリック好きなんだなとハッとした。
Sakuma

Sakumaの感想・評価

3.9
ブラックユーモア系の映画めちゃくちゃ苦手なんですけど(なら何故観てしまったのかは置いておいて)これすごい面白かった。
ブラックコメディでありながら、当時の歴史的な背景を知っている人は誰でも笑えるという、ニッチでありポピュラーでもある、そのバランス感覚が本当に見事。
キューブリック監督のコメディセンスってやっぱり凄いんだなぁ。
今見てもやっぱり面白い。
ラストシーンは大笑いしてしまいました。
(不謹慎…)
世界よひとつになれ!
どんなピンチでも、みんなで協力すればきっと平和が訪れるはずだよね!!

ウワアァァァァ

これはフィクションで、ありえないから安心してね。
絶対に起きないし、大丈夫だからね。そう言い切る長々しい忠告文がめっちゃ怖い。じゃあなぜこんな映画作ったの?キューブリック

ヤバイことになってんのに君ら何やってんの?何言ってんの?
もしもの時のための用意周到ないろいろがどんどん裏目に出て、自分の首を絞めていく滑稽さ。
脅しても宥めても、人間の進んでく道は最後にはここになってしまうんですかね

全力で危機を防がないとヤバイのに、危機が防げたあとに日常が続くことを想像すると、あと始末が大変で全力を出しきれないとか。ちょっとそういう端々の人間のダメさがおもしろい

そんで、ほとんど出ないのにタイトル背負える博士がなるほど、キャラ強すぎる
大統領を総統って呼んでるだけでも面白いのに、終わり方がバカ過ぎてもうめちゃくちゃ笑ってしまった

キューブリックあなたさぁ~これ真面目に作ってる?
これは褒め言葉ですけど、深刻なテーマに対してこのシニカルさ、やっぱりキューブリックの世界は狂ってると思います
連続で見てたらこっちがおかしくなりそうなんで、またしばらくしたら他の作品借りて来よう
Aix

Aixの感想・評価

4.0
今だからこそ見るべき作品。


キューブリック作品に異常な展開は付き物だが、今作は異常なキャラ達による異常な会話がひたすら続く。まともな人物は存在しておらず、キャラクターのほぼ全員が異常者だ。特に博士のインパクトは強烈で、見た人は絶対に忘れられないだろう!ピーター・セラーズの怪演は必見だ。


異常者による異常な会話は恐ろしいものであり、一度見たら頭から離れることはない。キューブリックのブラックユーモアは、リアリティがある。少なくとも公開当初はただ笑うことしか出来なかったんだろう、それが今となっては、現実味があるようにも思える。
異常者達の恐ろしい会話の中に、リアリティ感じられる今作は絶対に鑑賞すべき一本。
kyoko

kyokoの感想・評価

4.3
終盤、ラストで完全に狂った
博士もみんなも異常。ブラックユーモア、で終わらせられるもんじゃないやろう、、
今ひとつピンとこないとこもありましたが、結構なブラックジョークと個性的なキャラで楽しかった。
ピーター・セラーズの一人三役も楽しめたが、ジョージ・C・スコットが最高!!
やはりキューブリックはセンスがいいんだな、、と再認識。
噛めば噛むほど味がある作品なんだと思う
強烈なブラックユーモア。笑えるんだけど、今のご時世、笑っていられないよね。
ピーターセラーズの演技力に脱帽。
終始シュールでブラックなシーンが続いて笑った笑った!

魅力的なキャラクターが勢揃いで、話の掛け合いが面白い!
題名にもなっているストレンジラブ博士のサイコっぷりは最高。彼はドイツ出身の科学者で、義手?に丸メガネの出で立ち。平静を保てず感情の起伏が激しい。興奮するとニヤつきが止まらず、ヒトラーに敬礼せずにはいられないというぶっ飛び具合。出番は多くはないけど、強烈に印象に残っている。

爆撃機に搭乗しているカウボーイハットを被ったコング少佐も面白い。
熱血漢で作戦をなんとしても完遂しようとするが、マシントラブルで水爆を投下できない。
しかたなく手動で爆弾投下用のハッチを開けるが、水爆に跨ったまま投下されてしまう。そこで彼は跨った水爆に対してロデオを披露。恐ろしいやっつけ具合である。もちろん死んだ。

ソ連の大統領は電話の受け答えのみの登場。結局最後まで姿を見せなかった。が、これまた強烈な個性を見せていた。冷静なときが片時もなく、緊急時なのに酒でベロベロ。とても一国の首脳とは思えない醜態を晒す。それをナヨナヨしいアメリカ大統領がパニクりながらも必死に落ち着かせている姿に爆笑。

音楽やキャラ設定やシュールなギャグと、いたる所にセンスが感じられる作品。キューブリックのコメディは初めて見たけど、本当に多才な人だったんだなぁと感心した。
度々流れるマーチのWhen Johnny Comes Marching Homeに心が昂ぶった。
あとオープニングのスタッフロールの書体が超オシャレ。

ブラックな風刺がきいててめっちゃ面白かった。古さを感じさせない。
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