ダオ

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのダオのレビュー・感想・評価

4.5
1964年にアメリカでつくられたスタンリー・キューブリック監督作品。冷戦のただなかアメリカの戦略空軍基地司令官がソ連への水爆攻撃を命令してしまいソ連が保有する核の自爆装置が作動することになって……。

ドがすぎるんですよキューブリック監督は。分かるでしょうこんなのブラックコメディって。分からない人のためにこんなにタイトルを長くしたんですかね? さらにはピーター・セラーズに3役もやらせたんですかね? もうお腹いっぱいです。なんですかあの重要会議にてなんの役にも立たない連中の多さは。リアリティありすぎぃ。

が、なぁ、怖いのはやっぱり『プレミアムシネマ』よ。誰が夜中の2時にこんなものを見るんですか? まぁ『オッペンハイマー』にぶつけてきたんでしょうって思わせておいて実は水道水にフッ素が混ざっていることをオープンにしているんだわ。人はいつも「陰謀論」と笑って見ないことにする……。
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