うーん、これは。
ペチャの子役さんの演技が非常に上手くてですね…子供が苦手な人からすると何かこう…モヤッとするというか。手放しにわあ!可愛い!とは言えないというか。
ただ時代背景には、言葉が出なかった。子供たちだけでは生きていけない現実がヒシヒシと伝わり、情だけでは助けてやれないという大人の現実もひたすら辛い。子供に夢見る権利はあるはずなのに、それさえも許してもらえないというか、この歳にしてそれを悟らなければならなかった彼らの心境とか。
笑い声がなんとも胸を締め付ける煮え切らない映画だった。ここまで切ない笑い声は無い。