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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュのcalanqueのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ひたすらジェーン・バーキンが可愛いだけ、かと思いきや意外にも味わいがあって印象に残る映画だった。

この世の果てみたいな荒んだゴミ集積場とか、ジョニーの働く店とか悪夢みたいな世界がたまらなく好み。

それにしても、当時の奥さんにあんな役を演じさせるなんてセルジュ・ゲンスブールって変態…ではなく凄い芸術家魂ですね。

でもバーキンをショートカットにしてイメチェンさせたのは素晴らしいなぁと思う。
タンクトップにデニム姿が可愛いのはもちろん、途中のワンピ姿も最高。
B Bやドヌーヴ様もあの中性的な魅力は絶対に醸し出せないと思うし…。

やっぱりバーキンはかわいい(一時、憧れてファッション真似てた…恥ずかしい)

そして、ヒロインが素っ裸になるラスト。ヒロインが、しかも素っ裸のまま終了する映画って凄いなぁと思った。
あと、なんといってもセルジュ氏の音楽が素敵。
何でもっと早く観なかったのか!と思うくらい気に入りの作品になりました。
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