このレビューはネタバレを含みます
素晴らしく愛情に溢れた作品。
世間から見たら、そりゃあ変態に思われても仕方がない。
その子供たちからしても、一般的ではない誕生の仕方を恨む子もいるだろう。
けれど、本当にただそれだけなのだろうか。
精子提供の理由も20歳という年齢を鑑みると後先考えない無責任な行動だったけれど、ダヴィッドにはちゃんとした理由が存在しているし、
子供たちにもできる限りの責任を負おうとしたことは、偽善というたった二文字の言葉だけで片付けることのできない相当の覚悟と勇気が必要だったろう。
そんなことができる父親の子たちにも、ちゃんとその血は受け継がれてるんだなーと非常に心温まった。
親から子へ、子から孫へ、脈々と、脈々と。
ちょっと枝分かれは過ぎたけどね。
うん、流石に533人は多すぎだけどね。
まぁ、いいじゃん!幸せなら!(無責任)
とにかく、僕は大好きな作品。
ハリウッド版リメイクが決まってるらしいけれど、どうなんだろう。
惜しむらくは邦題のみ、かな。
確かに視聴後は『ブラボー!』とスタンディングオベーションしたい気分だったけど!