ごとう

二郎は鮨の夢を見るのごとうのレビュー・感想・評価

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)
5.0
Amazonにおすすめされた。何で私がこう言うの好きって分かっちゃうの?怖いよ〜(笑)

もうね、出てくる人全員抜群にカッコいい。
二郎さんは勿論、息子さん、お弟子さんみんな真剣。
あと、やっぱり一流は溢れ出る清潔感がハンパない。
建物自体は古いだろうに、カウンター、厨房どこまでも美しい。鍋も水道の蛇口もピカピカ。
二郎さんが「自分が最後に美味しいところだけ持って行く」みたいな事言っていたけど、お弟子さん達が仕込みして、最後に道具磨いてっていう努力の賜物だ。
下積みって意味あるのか?とか思う人もいるだろうけど、道具を大切にする事とか、経験を積まなきゃ出来ない仕事ってやっぱりあるのだよ。
ってついアツくなっちゃったけど、自分もホテル業界にいたから、職人の世界の厳しさをちょっとは知ってるからかな。

そして、一流には一流がついてくるという現実。
築地で付き合いのある卸業者さん達も、みんなちょっと変わり者レベル(褒めてる)で極めてた。
いやぁ、本当に良いもの見させてもらったよ、アマプラ。
ごとう

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