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リトル・マエストラのbibliophageのレビュー・感想・評価

リトル・マエストラ(2012年製作の映画)
3.2
舞台となっている石川県志賀町福浦は、能登半島の背中側、日本海に面した漁港。映画にもあるけど鉄道は通っていない。(けど、googleで経路検索すると、金沢から海沿いを走って1時間とちょっとなので、ドライブコースかもしれない。(行った事ないけど)

古い漁港のアマチュアオーケストラの話。老指揮者が亡くなって、天才指揮者と言われている孫娘の美咲(有村架純)を招く。でもこの美咲、楽器の弾けない茶髪のヤンキー娘。でも… って話。美咲が、トラックの荷台から姿を現すシーンはかっこいいー。

おかしなところ、いっぱいあります。こんなとこで演奏ってあり得ないとか。どううしてそんなに都合よく迎えに来れるの?とか。そっから船で何処行くの?とか。(上にも書いたけど、日本海側なので船に乗っちゃうと中国行っちゃう。)

でも、最近若い人が成長していく姿が素敵に思えてしかたありません。孤立している美咲が、ちょっとできすぎな、みどりやタツ爺の力を借りて何かを掴んで行く。出会いって大切だし、やっぱり可愛い子には旅をさせねばなりません。
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