ビンラディンと決着がつくまでのCIAの苦闘。衝撃的です。長いし進展もゆっくりなのだが飽きない。脚色は少なそうだがCIAのスパイ感を強く感じた。人の国にズカズカ踏み込んで「正義」やってる感じね。
CIAをヒロイックに描いているのだが、アメリカを美化しているようには見えない。そこが好感。拷問するCIA、拷問から目を背けるCIA、拷問されるテロリスト、拷問を許さない世論、進まない捜査、増える犠牲者、決められない上司、それとも慎重で賢明なのか、テロリストを撃つネイビーシールズ、ついに達成した職員の表情……