DaigoNoto

ゼロ・ダーク・サーティのDaigoNotoのレビュー・感想・評価

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)
3.9
この作品は実話を基にしたビンラディン殺害までを描いたものです。細部も丁寧に作られていて、リアルさが出ていました。

主人公の女性アナリストがビンラディンをなぜあんな執念を持ってまで追いつめたかまでも描いていました。9、11以来変わった対テロ戦争の現実も描いていたと思います。

主人公を演じたジェシカ・チャステインの演技が良かったです。映画の最初の頃とはまるで別人のようになっていて、うまく演じ分けられていたなと思います。
主人公だけでなく周囲の兵士たちなどの様子も描いていたと思います。

現代のテロとの戦争の状況下でCIA上層部との関係や各国との協力関係など細部にこだわったストーリーに、キャストの演技などが加わり、現代のテロとの戦争を描いたものとしては、よいものになっていると思う。
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