オレオレ詐欺をやる側は、俺が別の俺(他人)になるって事？オレオレ詐欺をやられる側は、別の俺が俺(自分)になるって事？オレオレ詐欺…今は呼び方が変わってるけど…が横行する今の世の中、自分の知らないところで様々な俺が存在するという事？個人情報の流出や不正取得、SNSでの成り済まし等、考えると様々な俺が存在している可能性がある。この映画は、そんなリスクへの警鐘なんだろうか？
俺と他の俺が数人だった頃は、お互いの考えている事がわかり合える、心地良い存在だったのだが…。俺が増え過ぎる事で、それぞれの俺の微妙な個性の違いが生まれるからなのか、俺(達)の存在がストレス・不満に変わり、最終的には…。少人数では意思疎通が上手く行っていたが、大人数になることで軋轢・摩擦が生まれバラバラになる…人間関係や組織でもよくある話のように思う。
色々書いたけど、何が言いたかったのか？最後までよくわからない映画だった。
