OASIS

アンチクライストのOASISのレビュー・感想・評価

アンチクライスト(2009年製作の映画)
3.0
冒頭のシークエンスの美しさだけで元は取れていると思うんだけど、いかんせん二人の取る行動が良くわからない。
「反キリスト」映画であるから、何かしら宗教の倫理を冒涜するような意味がそれぞれ込められているというのは分かるけど、目を背けたくなった。
ウィレム・デフォー、シャーロット・ゲンズブールの二人しか出ていないので、純粋な演技で勝負する作品だと思うのだが、狂気度も足りなかったかな。
夫の足に穴を空けて指を突っ込んだり、自分の性器をハサミで切り取ったするシーンはドン引きした。
深い意味があるのだろうけど、キリスト教徒でもないので読み解こうという気にもならない。
その種の信者の方々は必見なのだろうけど。
ラース・フォン・トリアーは元々病んでいるけど、もう死んじゃうんじゃないの?ていうくらい酷くなっている。
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