子供を亡くした夫婦の感情の機微を描いていく映画
冒頭モノクロ、絵画のような夫婦の挿入シーンから展開されるのがラース・フォン・トリアーらしい
ほぼ全体を通して登場人物が2人しか出てこないのがより2人の…
病室の手ぶれでライブ味ある映像から急にぬるぬる動く花瓶のズーム
右手にびっしりの吸血害虫
不愉快の琴線を一本づつ丁寧に逆撫でしてくれる
陰鬱で悪趣味な映像が続くのに繊細で美しい(森林のサブリミナルと…
自分自身が最大の恐怖になってしまう主人公が面白い。森や海などの自然が母に喩えられるように、生命を宿す性であることへの混乱が森に投影されたんだろうか。主人公はキリスト教的な倫理観と、反キリスト教的な自…
>>続きを読むラースフォントリアー監督の得意技
「美しすぎる悪趣味」
おぞましい映像美にいつも見惚れてしまう。
痛いシーンを観る者にちゃんと痛いって感じさせてくれる正しさと力量。誠にありがたい🙏
トリアー作品を1…