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風立ちぬのdemiのネタバレレビュー・内容・結末

風立ちぬ(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

少年時代の夢をひた向きに追い続けた先の、夢の終わりというのが現実と夢を行き来しながら情緒的に描かれている。カプローニの話す言葉はものづくりをする人にとって刺さる言葉が多く、宮崎駿の一つのものを作るための思想が垣間見える。夢を追い続けたからと言って、必ずしも終わりは理想通りのものではない。ただ、その中で人として支えてくれる仲間や愛する人がいる限り、夢を追い、生き続けなければいけない。生きねばというコピーがエンディングの最後に光る、良い映画でした。
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