いのりchan

風立ちぬのいのりchanのレビュー・感想・評価

風立ちぬ(2013年製作の映画)
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あ〜参議院選の前というまた勝手に意味付けをしてしまうようなタイミングに観てしまって悔しい。それはともかくしんどすぎて吐いている。我々はワスレルをしてはならない。そしてどんな苦難の中でも、生きめやも。Le vent se lève, il faut tenter de vivre.いや、生きるのだ。風は吹くのだ。つながることを恐れてはならぬ。またそういうことになる。カプローニは夢先案内人。いつもいつまでも二郎を先で待っている。彼はただそこにいるのだ。我々を、二郎を待つのだ。わたしの中にもカプローニはいる。でも、我々も二郎もカプローニに導かれているのではない。自分の足で立って、歩くのだ。ワスレルをしてはならない。