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世界にひとつのプレイブックのtoaのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

主役2人ともテンパーな演技が上手。テンポよく観れたけど、誰もが陥りうる精神の不調をシビアに描いた骨太な作品だった。

ハッピーエンドへの執着から窺えるパットの傷の深さ。反対に伝わりにくいティファニーの傷と優しさ。
負った傷は皆んなある。それがどう発露されるかで、身近な人の理解や姿勢が変わるリアル。傷を見つめてる時は助けてくれなくて(助けようとする手が届かなくて)、その次に視線を移せた時にようやく目が合ったりする。わかる。
オチはまあ好きずきありそうだけど、後味爽やかだった。
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