このレビューはネタバレを含みます
永遠の日本の課題、老老介護…
平野啓一郎さんが「人の死に方は、どんな人であってもその人の人柄として強く印象に残る。」と書いている小説を読んだことがある。
病によって人格が変わり卑屈になった性格を憎らしく思ってしまうことだってもちろんある。愛せていたはずの部分も愛せなくなる。そりゃ手が出てしまうことにも、毎日泣き続けてしまうことにも、悪は存在しないんだよなぁ…
それでも「病院には行きたくない」という約束を守り続けた、という点では愛なんだろうか。二人の正解は二人にしかわからないから、第三者がとやかくいうものじゃない。
ここまで読んで、他者の解釈レビューを見た。面白い。自分のためにも残させてください。
https://eiganotomo.net/drama/1693#google_vignette
エゴと愛に揺れる、そして愛をとる。介護疲れという生ぬるいものではない。
最後は仲良く旅立ったことを象徴する。
そういうことかぁ。より面白くなり、スコアを+2した。(単純)
2024-37