あっかんべー

アンナ・カレーニナのあっかんべーのレビュー・感想・評価

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)
3.4
「幸せな家族はいずれも似通っている。
だが、不幸な家族にはそれぞれの不幸な形がある」

↑小説冒頭での名言。
世界名小説らしいが俺は知らなかった〜。

この映画はただただ映像美。映像化するには相応しい作品だけど作品の良さは小説を読まないとわからんかもしれない。映像ならではの表現では、いちいち車輪がまわる描写を挟むところにセンスを感じた。
あとアンナのドレスの色が心境の変化なのだとしたら感慨深い。

当然映像の撮り方は美しく登場人物も目の保養だった。アンナは然ることながらヴロンスキーも惚れ惚れする顔立ちだった。
ジュード・ロウの存在には後半で気がつけた。言われないと気づかない人もいると思う。

普段こういう映画を観ない人には冗長に感じられるも西洋の舞台が好きな人は確実にハマりそうな作品。
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