政府高官カレーニンの妻である美貌のアンナは、兄夫婦のいさかいを仲裁するためにやってきたモスクワで若い貴族の将校ヴロンスキーと出会い惹かれ合うが・・・。
舞台を観ているかのように、激しく次々と変わる場面転換の演出は面白かった。
ただ、不倫の話を大げさにしているだけでストーリーは全く面白くなかった。
キーラ・ナイトレイがメンヘラのごとく癇癪を起こしまくるのでイライラするし、ジュード・ロウが可哀想すぎるのでいたたまれない。
アーロン・ジョンソンの役もチャラすぎて、登場人物誰一人として考えが理解できないまま終わってしまった。
美術賞を受賞しただけにそのあたりは見所があったんだけど。