Riy

偽りなき者のRiyのレビュー・感想・評価

偽りなき者(2012年製作の映画)
4.4
底無しの人間性を描いて鋭く、素晴らしく、そして重い作品でした。
トマス・ヴィンターベア監督の手腕、脚本が入念。マッツ・ミケルセンの名演は勿論、親友の娘クララや一人息子のマルクス、の見事な演出、演技に惹き込まれます。他のキャストたちも抜群、閉鎖的な村(美しい)の世界が描かれていきます。名匠です。
マッツ・ミケルセンの魅力も相俟って、デンマークの風土と本当にマッチした映画でした。
主役ルーカスや人々の心理を追いながら、ラストシーンまで気が抜けず。
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