グリーンツー

シャドー・ダンサーのグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

シャドー・ダンサー(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

北アイルランドが舞台のミステリー映画。もう「北アイルランド」というだけで、寂しい、重苦しいイメージが出来上がる。気候もそうだし、歴史もそう。「明るい」映画には不向きな場所。

それはさておき、この映画はなかなか見応えがある。「シャドーダンサー」は「密告者」という意味なんだけど、前半は主人公が「シャドーダンサー」にさせられて、「母親」と「シャドーダンサー」の板挟みで苦しむ姿が印象的だった。後半は、主人公以外の「シャドーダンサー」の存在、また自分の組織が「シャドーダンサー」の存在に気付いたことで主人公が追い詰められていく姿が印象的だった。

そしてラストは驚きの展開。ここは賛否両論が激しくなりそう。でも終わってみたら伏線はしっかり回収してあるし、綺麗に纏まってる。

個人的には結構好きな作品。