わこり

地獄でなぜ悪いのわこりのネタバレレビュー・内容・結末

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず印象に残る画作りがすごいなとおもう
血の海を真っ白いワンピースを着た幼女が滑るって、もはやロックを感じる。
斬られた首や手がこれはコメディです!と言わんばかりに飛んだり跳ねたり、いや確実に死んでるやろ状態でも普通に喋ったりしてて、フィクションが全面に出てたからグロさはあまり感じなかった。むしろ笑えた。
それぞれキャラが立ってて死んでほしくなかったけど、対等なルールの中で勝負した結果だったから面白く見れてた。
んだけど、途中から警察が何もかも殺しちゃって情緒も何も無くなったと思った。というか正直ガッカリした。(メッセージ性があるのはわかる)

でも最後の監督のメタな一言で、ニヤリとした。
そういう映画を撮りたかった長谷川さん=園監督に繋がった瞬間だった。鳥肌たつわ。
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