年末に星野源が空気の読めないしょうもない自我をアピールしたせいでこの映画の存在を思い出してしまい、ここ数年で最も無駄な2時間を過ごす羽目になった。まだ下痢で苦しんでトイレから出れない2時間を過ごす方が有意義だと感じられそうな位に、星野源には恨みに近い感情を抱いてしまい大嫌いになった。あいつがこの映画の主題歌を家族団欒で過ごす時間にゆったりと流れる公共放送で歌いたいなどとトチ狂った主張をしなければ、我が人生においてこのクソ映画から逃げ切れる事が出来たのに。人を2時間も拘束する事は責任重大だと思う。歌いたがってたEDを最初から最後までちゃんと聴いたけど、逃げ恥の歌や君の声をきかせーてって曲と似たような感じで別に特徴もなく、どうしてわざわざこれを歌おうとしたのか真意が知りたい。病気だった頃がどうとかはただの詭弁だと思っている。
たぶん、園子温がやりたかった事はちゃんと表現出来ていそうで、キャストやセットや台詞にこだわり、丁寧に映画作りをしているのは充分感じられた。ただ、それがつまらなくしょうもなくくだらなく面白くなかっただけ。
園子温の映画でいつも思うがBGMがダサくて古臭い。もし次に映画を作るチャンスがあるならば、音楽スタッフをちゃんと選んだ方がいいと思う。
園子温や坂口拓の件のせいで、出演している女優全員を色眼鏡で見てしまい、たぶん10歳の原菜乃華は大丈夫だと思いたいが、想像するだけでいろいろ気持ち悪くなってくるし、本来なら2013年の映画の存在なんて埋もれていくだけなのにわざわざ掘り起こした星野源には、しょうもない映画を見せられる地獄に突き落とされたので一生顔を見たくない。これが地獄でなぜ悪いという事なのか原菜乃華。