美しい海と海岸での生活の映像は見ていて飽きない。
なにより
潮風にあたる人々が美しく、そしてエロい。
2人の女優さん
ドナテッラ・フィノッキアーロとマルティーナ・コデカーザの色気が特に良かったな~。
光が強ければ強いほど
影もまた深く色濃くでる。
南イタリアの太陽と美しい島
そこにバカンスで訪れる陽気な人々
島でしか生きる事の出来ない島民と島民の抱える問題
アフリカ大陸から命がけで海を越え島にやってくる難民
これら光と影の対比を
力強い輪郭線でくっきりと描きだす。
主人公の青年の心が
一夏の出来事を通して大人へと変化していく様を
93分という短い時間で描き切っている事も
この映画の魅力だと思う。
南イタリアの映像とカメラワークの上手さがただただ美しい。