イタリアの小島。どうやら漁業と観光が主たる産業みたい。
お爺ちゃんと孫で漁業を営む一家。
ある日の漁の最中、不法難民の小舟を見つけ、そこから海に飛び込んだ難民を幾人か助け、妊婦とその子供を人道的観…
【辺境にこそ地球規模の問題は現れる】
イタリアの、地中海に浮かぶ小さな島。むかしは漁業が主たる産業だったけれど、それも最近は不振で、観光業に転じる者、他の土地で新しい生き方を模索する者などさまざま…
バイク
かつて漁業で栄えたリノーサ島も衰退の一途をたどり、父を海で亡くした20歳の青年フィリッポも親戚や母との間で戸惑っていた
そんなある日、アフリカからの難民を乗せたボートを発見したフィリッポは…
【第68回ヴェネツィア映画祭 審査員特別賞】
フランチェスコ・ロージのドキュメンタリー『海は燃えている』を思い出した。あそこに出てきた少年がもう少し大きくなったらこんな感じかも。
監督のエマヌエー…
地中海、南イタリアの小島に暮らす青年漁師家族が、海を渡ってくるアフリカからの難民受け入れに苦悩する人間ドラマ。観光で訪れた娘との出来事で変容していく青年の純朴さが胸に迫った。紺青色の海がどこまでも…
>>続きを読む「冒頭の海中シーンでの網」のカメラが素晴らしく、続いての「老いた漁師と少年フィリッポの漁をしている姿」から物語に入り込む映像の流れが見事。
しかし、舞台となっている島では漁師は減少しており、漁師だ…
本作を観てみるとリアリズムと現実的な難民問題そして島の過疎と人間の尊厳とはを90分の映画ながら見事であった。シチリア近くの小さな島での漁師家族の話、妊娠した難民を助けてしまい、助けた家族が悲劇に巻き…
>>続きを読むかつて漁業が盛んだった地中海の小さな島に、アフリカから命がけでヨーロッパ大陸を目指してやってくる難民を乗せたボートがたどり着く。バカンスに訪れる観光客、何とか生計を立てている島民、身一つの難民たち、…
>>続きを読む燦々と降り注ぐ陽光が眩しければ眩しい程、それが作り出す影はより濃さを増す。
地中海の小さな島リノーサを舞台に展開される本作は光と闇が際立ったコントラストを成す。
青い空と海を満喫し、レジャーボートで…