面白かった！！ワルばかりしていた少年少女たちが社会奉仕活動を仕切る優しい上司と出会い、ウィスキーの魅力に気づく。そして人生やり直すためにある計画を立てる、、、
ケン・ローチの作品はケスしか見ていませんが、労働者階級の生活を描く社会派なので、そういう監督がコメディって…？と思っていましたが良かったです。
冒頭はやはりケン・ローチ、不良の主人公の暴力沙汰が絶えない様子を描いておりさすがでした。
ただコメディということもあって、もうふざけてるところがいっぱいで大好きになりましたね！
ウィスキーのテイスティングについても紹介程度に出てくるわりにはストーリーにはそこまで響いてこなかったですね、、
最終的には犯罪だらけの人生は犯罪をして立て直す、みたいな感じなので感想としては賛否両論になりそうですが、貧しく荒れて育った人がそれだけ人生這い上がるのが難しいということでしょう。歴史や年数、シングルモルトなどのブランドでやたらと高値で取引されるウィスキーをあざ笑うかのような主人公たちの態度や行為は、金持ち界隈への皮肉が込められているのかも。
ちなみに作中でさりげなく出てくるあのドリンクは、スコットランド人のソウルドリンクIRN BRUというものです！現地ではコカコーラより売れている化学調味料たっぷりの謎のドリンクです笑 スコットランドに行ったら是非飲んでみてください！
