ちゃき

図書館戦争のちゃきのネタバレレビュー・内容・結末

図書館戦争(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

大好きな作品で原作は全て読了、映画も当時映画館で鑑賞済みで、今回はアマプラで発見して懐かしくなり再鑑賞。

学生時代はめちゃくちゃ本好きで、学校や市の図書館、本屋に毎日のように通っていて、その中でも衝撃を受けた作品。
原作を読まなくてもみれる作品だけど、原作を読んでいると、設定や世界観の理解度は全然違うと思います。そして原作の図書館戦争シリーズが大好きなので若干過大評価かもです。

映画では原作と少し変わった設定もあったけど、キャストも豪華で原作に沿ったキャラクターや世界観が忠実に再現されている。
そして笑いあり、涙ありで感情が忙しい(笑)
堂上教官にドロップキックかます郁は何回見ても最高だし、堂上教官のツンデレも良き。
若干戦闘シーンは長いような気もするけど、堂上小牧ペアの意気投合の戦いが最高。

そして刺さる言葉たち。
〝正論は正しい。だが正論を武器にするのは正しくない〟
この言葉は相手の言っていることに反論する時、自分の方が正しいのにって思った時、相手に伝える言葉は合っているのか?ということを改めて考え直すきっかけになった言葉。今も自分の中で大事にしている考え方。
〝苦難の中の力〟という花言葉を持つカミツレが図書隊のシンボルというのもめちゃくちゃ最高。

本が取り締まられる世界、本好きの自分からは考えたくない世界観だけど目を逸らしてはいけない内容だと深く考えたこともいい思い出です。
あり得ない世界で終わらせるのではなく、一般人の自分も関心を持つことの大切さを学んだ作品。
ちゃき

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