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図書館戦争のmitakosamaのレビュー・感想・評価

図書館戦争(2013年製作の映画)
3.4
スカパーにて。ファンの方には申し訳ないが、どうしても僕にはハマらないなぁ。
テレビアニメも途中挫折したし、地上波で放送された時も見たのだが、やっぱり集中できないわ。
なんなんだろう?

設定は確かに面白い。図書の検閲が過剰になりすぎ、良化隊によりメディア規制に銃火器が使用される日本。図書を守るため結成された図書隊の戦いを描いた空想物語。
その中で繰り広げられる女性隊員と上官との恋愛劇。

良化隊は、メディア規制の危険性を訴える存在だし、原作者もその思いで書いたのでしょう。

良化隊の理不尽な暴力に対する不快感みっちりだが、その不愉快さが観てて辛いんだよね。(物語上の必要悪の設定なのは、もちろん承知)
ただ、このストレスがドンパチを繰り返しても晴れないのが辛い。
単純に、スカッとしないんだよなぁ。

ドンパチが長々と続くが、物語的な起伏を感じないんだよなぁ。
唯一の起伏は、「誕生日ミルフィーユに行けなくなった」「今日誕生日じゃない、犯人は立川だ」のくだりかな。あそこが一番映画的な盛り上がりだと思う。

色々書いたが、要は僕の好みでなかったという所ですわ。
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