有名なグリム童話「ヘンデルとグレーデル」のその後を描いているけど、魔女を倒してお宝でお金持ちになった話とは違っていて、魔女を倒した後の２人が魔女ハンターとして活躍している設定になっています。
あのグリム童話からは想像が出来ないぐらい、グロい描写が多い映画になってるけど、魔女との戦いや時代を感じさせる衣装など見所が多くて、想像してた以上に楽しめました。
この映画にも少し登場するけど、魔女狩りって本当に恐ろしいですよね。少しでも人と違う事をしようものなら、火あぶりって今考えるとムチャクチャです。
映画内でヘイゼルが時間に合わせて注射を打ってるシーンがあるけど、小さい頃にお菓子を食べ過ぎて糖尿病になってる設定は面白すぎました。この時代にインシュリンがあったかどうかは知らないけど、あのお菓子の家を食べたら糖尿病を患っても不思議ではないもんね。
散りばめられた伏線もしっかり回収されてスッキリしました。
主役の２人も良かったけど、個人的にはボス魔女を演じたファムケ・ヤンセンの妖艶な雰囲気が好きです。
