ヒッチコックは特徴がありすぎるので、さすがのアンソニー・ホプキンスでもちょっとモノマネっぽくなってしまって違和感…。
でも『ヒッチコック劇場』の熊倉一雄が吹き替えてたヒッチのイメージしかなかったので、こんな感じの人だったのか〜、と新鮮だった。
昔の映倫は結構厳しかったので、表現を工夫してその網の目を掻い潜るエピソードはいくつか聞いた事がある(『裏窓』のキスシーンとか)。ポリコレを目の敵にする人も多いけど、例えば『サイコ』が何の縛りもなく自由に撮れたらどんな映画になっていたのだろう?案外陳腐なものになっていたかも?
それにしても様々な苦難を乗り越えて製作された映画だったのだなぁ。『サイコ』が最高傑作だとは思わないけど、代表作なのは確か。しばらくヒッチコックの映画見てないけど、また見直そう。