このレビューはネタバレを含みます
こういった題材の映画やドラマは今まで色々観てきたが、家庭環境の対比は必ずと言っていいほど出てくる。
今回も両親の仕事、家、服、言葉遣い、しつけなど様々な所で対比させていた。
しかしどんな環境でも子供にとって親が1番の居場所なのだと感じた。
これまで築いてきた家族の絆、また反対にこれまで築いてこれなかった家族の絆がよく描かれていたと思った。
何が正しい選択かはこれから先も分からないと思う。しかし本当の意味で彼らが家族を手にしたということは変わらないと思う。
今回この映画で子役を演じた2人の演技が特に素晴らしかった。
戸惑う表情、声のトーン、子供ながらなに感じるいつもと違う事態、親に迷惑をかけまいとする気持ちがよく現れていました。