アカデミー賞も終わりシリアス路線の映画を観続けていたので、Amazonプライム終了間近の手軽そうなエイリアン侵略ものを鑑賞です。
これがとんでもないシロモノで、警告級の映画でした。
世の中には、観る者に対して、全く意味をもたない映画というものも存在しており、本作はまさにその代表的な作品です。

ラスベガスにエイリアンが攻めてくるなら、いくらでも面白い映画になったでしょう。
設定は活かしきれない、キャラクターに魅力はない、エイリアンとの戦いよりもエロ描写が延々と続き、一体何を観せられているのか？
アカデミー賞ノミネートや受賞作との差…。

【地球人と子作りしたい宇宙人のお話】

ラスベガスにエイリアンが襲撃するお話かと思いきや、まさかのエイリアンが子作りがしたいだけのお話。

序盤は遊び人の男が婚約者をほったらかし、ストリッパー達と遊びまくる展開。
そして後半、エイリアンが遊び人に入り込み恐怖が婚約者が恐怖に陥るというもの。

一応、ストーリー上では意外な展開になっていくのですが、全くもって面白くなかったです。
そしてタイトルのラスベガスも全く関係ありません！！！

もはや論ずるに値したい作品とはこの事です。
みなさん、絶対、絶対、絶対観てはいけません！笑
超大型の地雷作品でした。笑

• #まつが踏んだ地雷
• #まつ2016

まずはパッケージからして全く内容と関係ないです。
こんなビル出てこないし、宇宙船からビルに向かって青い光も放ちません。
出てくるのはプラモデルより酷いクオリティの宇宙船と同じ動きしかしない安いCGのブサイクな宇宙人数人だけ笑

そして堂々とタイトルについているラスベガスですけど、ラスベガスである意味はストーリー上全くないです。無闇にラスベガスのきらびやかな映像は挟んできますけど。

催眠療法士のシンディーと産婦人科医ウィリアムは結婚間近、その友達でラジオ局を経営しているキム、その恋人でDJのトム、あと謎の男ルーカスが登場人物。

ウィリアムは裏ではチャラ男で自分の医院の助手と診察室でセックスしたり、バチェラーパーティで持ち帰ったストリッパーとセックスしたりとやたらお盛ん。
シンディーはそのことを知って大激怒！
実はキムも昔ウィリアムと付き合っていた事があり、まだウィリアムに未練タラタラなのでした。

まあそんな正直全くどうでもいい愛憎劇をずーーーーっと見せられます。
そんなところにやってくるブサイク宇宙人。何しにきたのかと言うと人間との交配種を作りに来たんですね。
とりあえずウィリアムに乗り移って（もしくは化けてるのか？）人間の女の卵子を集めるのですが、要領が悪いのかアホなのか、人の家に忍び込んで暗闇から驚かしたり、路駐してラリってる若者を無闇に惨殺したりして全然本来のお仕事をしません。

いやー、そもそも卵子だけでいいなら正攻法で地球にお願いに来ると言う手もあるんじゃないのか。
もしくは女を捕まえるのに手から出るビリビリで宇宙船までテレポートできるなら、ごちゃごちゃ4人の愛憎劇に参加してないでさっさと関係ない女をさらって来るべきなのでは。

映画は後半謎の男ルーカスの登場で意外な展開を見せ、何気に伏線も回収するのですが、ほんとどうでもいい笑

1番解せないのはシンディーの役者をなぜあんな不自然な整形女優にしたのかということですよ。ストーリー上もっとナチュラルな女性であるべきだと思ったんだけど。

これはさすがに酷い上に愛すべき箇所も見当たらなかったので、お勧めしません。