2018-051
ハッタリの塊(褒め言葉)
もう何から何までいちいち大げさ。
柱から顔だけ出して偉そうに叫ぶピンヘッドやら全身で絶頂を表現するJP、
教会でジーザスを気取るピンヘッドでそれはもう最高潮に達します。
ロウソクもなぜかブオオオオッてなるし。
前2作までの荘厳さとか仰々しさは影を潜め、ひたすら力業で押し切ります。
と言うか、これまで築き上げてきた世界観を一歩間違えば木っ端微塵に(それこそ、箱を開けた犠牲者のように)ぶち壊してしまいそうなところをすんでのところで、踏みとどまるこの配分はなかなかよろしい。
音楽もこれまでのクリストファー・ヤングの荘厳なメロディから、コテコテのL.Aメタルになってハッタリ度に拍車をかけてます。
サントラよく聞いてたなあ。
今作のウケが悪かったのか、路線戻そうとしたり新しい方向性を見つけようとして迷走してる以降のシリーズがなかなか残念…
新作は国内リリースされるのだろうか