まささま

アクト・オブ・バイオレンスのまささまのレビュー・感想・評価

3.5
2019-008

嫁(予定)がハイエースされるまでの家族の描かれ方とかすごく好きなんですよ。

独身最後の日に奥さん(予定)から「ストリップバー、楽しんできてね(はあと)とか海の向こうはすげえなあと。
でもって、お兄ちゃんが弟(この人が結婚する)の、ほにゃらら代出してあげちゃったりして海の向こ(略)

まあそこは枝葉の部分なんで割とどうでもいいんですが、なんだかほんとに仲良いんだなーって感じで、なんか微笑ましい。

そんな中、一人戦地での心の傷がまだ癒えない帰還兵の長兄のシリアスな描写が入ったり、緩急のメリハリがなかなかキッチリしててそういうとこもいいなあと。

ただ、であるがゆえにあの展開はキツい。
うわー、そんな気はしてたけどそれキッツイわーとか思ってたらさらにそれとかないわあーで少し減点。

さらに来るのおっせえわウィリス。
つうかいろいろザルすぎやしないかで減点増。

あと、悪人ボスの娘がなんだか素っ頓狂な顔…なんて言ったらいいかうまく言葉が見つからないんですが、とにかく素っ頓狂って言葉が真っ先に浮かぶ顔立ちなんです。で、さらに減。

そんな感じで、ツッコミどころはなかなかに多いんですが派手さはないものの骨太なアクション…マイケル・マン(超薄味)みたいなとこが個人的にはなかなかはまりました。

ちなみにクレジットは2番目に来るブルース・ウィリスですが、これ別にブルース・ウィリスじゃなくてもいいだろ感ハンパないのは減点対象外(まあいいかって感じ)
まささま

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