尿道流れ者

凶悪の尿道流れ者のレビュー・感想・評価

凶悪(2013年製作の映画)
3.6
怖い。実話ということもあるが、殺しの目的や決して特殊であったりプロフェッショナルじゃない手法が生々しくて凄く嫌な感じ。リリー・フランキーとピエール瀧がそもそも持つ危険の匂いが凄く役にあっていてなおさら怖かった。2人が悪ノリしながら暴行をふるうところは怖過ぎて少し笑っちゃう。こいつは死ぬべきとか殺してやりたいとか思う心のなかに凶悪は潜んでるし、小さな悪でも繰り返すことで罪悪感は感じなくなり大きな悪に変わる可能性もあるが、凶悪とも思える行為を実行する人としない人には大きな差がある。