ぺぺ

凶悪のぺぺのネタバレレビュー・内容・結末

凶悪(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます


〜ほんとにR15でいいの?R18でよくない??恐怖に圧倒されるの巻〜


僕は予告編を見ずにこの映画を観始めた、つまり表紙の3人(山田、ピエール瀧、リリー)がどんな役で出てくるのか、そもそもどんなストーリーなのか全くわからないところからのスタートだった。
まず、ピエール瀧が怖い。そのピエール瀧が山田に対して話す‘先生‘ がリリーフランキーであるだろうとここまでは予測がついた。この時点ではきっと‘ 先生’は指示するだけ、手は加えることなく見て面白がるくらいなのだろう、そう思っていた。しかし、電気屋のおじさんを惨殺する場面。電気ショックをする場面、酒を浴びせ飲み場面。僕は初めて映画で言葉を失った。恐怖でしかなかった。まるで自分があの空間の中に紛れているかのようだった。ピエール瀧とリリーフランキーの怪演に圧倒されていた。実際の劇中の若手2人の表情が硬直してしまっていたのも無理はない。

sawシリーズが大好きな僕ですが、機械を使って残虐に殺害するよりも人間の手で徐々に徐々に苦しめていく殺害の仕方の方が何千倍も恐ろしかったです。

冷たい熱帯魚とこの凶悪はしばらく封印します。。
ぺぺ

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